数字の不思議

この三日ほど、かなり読書をしました。

読書といっても、小説とかエッセイではありません。
土日と昨日の出張移動中に、ここしばらくで、読みかけの本を読み切りました。

「これで半導体のすべてがわかる」

この本は、2005年初版だけども、実によく、現在2009年の状況まで的確に見据えて、整理してあります。また、少し半導体に関する知識のある人なら、様々な半導体の原理についてよく解ります。「そうだったのか!」と思うところだらけです。

雑誌 Newton 「太陽電池のすべて」

技術的なところを少しはしょってるかなと思いましたが、マアよく纏めていました。

それから、雑誌 Newton 別冊の「虚数がよくわかる」です。

僕は、学生時代は数学がまったく駄目で、何のことやら理解不能でした。もちろん学校の先生方の教え方に相当問題があったと思っています。ところが、どういう訳か、10年ほど前に、「数字そのもの」、あるいは「無限の概念」とかに興味を持って、高校生ぐらいの数学をもう一度勉強しなおし、いろんな数学エッセイのようなものを読み漁りました。新しい知識を獲得したり、発見するって、かなり興奮します。

なんで、無限が有限に収束するのか、僕は視覚に訴えて説明することができます。たとえば、無限等比級数の和が何で確定値になるのか。無理数だって、小数点以下の数字がアトランダムに無限に続くのに、それを実態として示すことができます。簡単な話で、三角形を描いて説明すれば、直感的に解るのです。

無限の一番簡単な説明は、自然数という全体集合と偶数と言う部分集合の大きさが一致することでしょう。つまり、部分集合と全体集合が一致するのが無限の簡単な概念です。

虚数は、「二乗してマイナスになる数があったっていいじゃないか!」ぐらいです。
でも、虚数がないと、宇宙の始まりを説明できないとか、電子の挙動を表せないというところになると理解がついて行きません。

僕にとって、前から一番厄介だったのが、つまり、肌感覚がついて行かなかったのが、「マイナス」です。基点を定めた方向性だけの問題としてとらえるなら解るんですけど、それじゃ、「マイナス」がつまんない。「絶対感覚としてのマイナス」が解んないんです。
もう、その感覚も薄れてきましたけど。

僕は、数字で表せないものは宇宙に無いのではないかとよく思うんです。
自然対数の底とかには神秘的なものを感じます。
循環小数の不思議なパターンとかにも。


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  • 数字

    Excerpt: 「数」って、とっても面白くて興味が尽きません。 Weblog: MTBライダーの自由帳 racked: 2011-02-11 23:29
  • 数の不思議 ― その二

    Excerpt: 本当に、「数」は不思議です。 Weblog: MTBライダーの自由帳 racked: 2011-02-12 09:05