雪の唐松岳ピストン
今季から雪山を始め、山の世界は大きく広がりました。
北横岳にはじまり、
縞枯山、
厳冬期の硫黄岳(夏沢鉱泉経由と赤岳鉱泉経由)に二回登頂。
そして3月28日(土)に、
今季最後の雪山のつもりで、八方尾根を唐松岳へ。
29日に登頂予定でしたが、どうも天気が良くなさそうなので
急遽、一日早めました。
前日の27日休暇を取って、
あずさ3号に船橋駅で乗車、白馬駅下車は11:28 。
昼過ぎに「八方池山荘」に到着し、その日は様子見と足慣らしです。
白馬三山が一望です。
八方尾根は、登るにつれて
五竜岳、鹿島槍ヶ岳、白馬三山、不帰の嶮の威容が
目を上げるたびに増してくる圧巻のルートです。
この日の夜は、八方池山荘に泊まったのですが、
夕飯が素晴らしかった。
創られた方に感謝したい。
翌朝5時過ぎに山荘を出発しました。
もうすでに薄っすらと仄明るく、夜明けも間近です。
この時間歩くのは素晴らしい。
一歩一歩「確かな足取り」を意識して高度を稼ぎ、
雪に埋もれた唐松岳頂上山荘に到着した時には
「ここまで来たか!」と思いました。
(君笑うことなかれ!)
最後の登りは、「ウイニング・アプローチ」です。
唐松岳頂上です。
10時前でした。
この季節にしてはと思うんですが、
ほぼ汗もかかず登頂できたことは大きな自信になりました。
登る前は心折れそうな自分もいました。
何故だかわかりません。
感傷的で弱いだけかもしれません。
でも、雪山に向かえばすべてが吹っ飛びます。
ぼくには忘れえぬ雪山となりました。
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